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幽霊人命救助隊 -GHOST RESCUE SQUAD

“言葉では、とてもじゃないですが、表現できません。”

と、いいながらも、なんとか言葉にしようとしていたりします(笑)
久しぶりに素晴らしい作品に出会いました。
どうしたらいいんでしょうか???

『死』というものについて、考えることはしばしばありますが、ここ
まで、『死』というものを深く考えたことはなかったような気がします。

小学生の頃。
夜、漠然と“死”について考えていたら、恐怖のあまり、布団の中で、

“どうして人間は死んでしまうのだろう?”

という想いにとり憑かれ、泣いてしまった記憶があります。
自分自身、何をきっかけにそこまで思い悩んでしまったのかは、
覚えていないのですが、あの“恐怖心”だけは、未だにはっきりと
覚えています。

例えば、ニュースで見た出来事や、近所で起きた出来事。近しい
存在に起きた出来事。
様々な『死』があるわけですが、その中でも、この作品は“自殺”と
いう『死』に焦点を絞っています。

では、以下↓ネタバレ含みますので、反転してどうぞvvv


始まりは、浪人生の裕一が、断崖絶壁を登りつめたところから。

頂上に到達した裕一の前には、八木、市川、美晴の3人が待ち構
えている。ここはどこかと尋ねる裕一に、彼らは言う。

「天国ですよ。」

そう、4人とも様々な理由で自ら命を絶ち、この地に辿り着いたのだ。
そして、ここが天国だとなかなか信じようとしない裕一と、3人のもと
へ、神と名乗る人物が現れ、3人に“ここは天国ではない”と言う。こ
こは、天国と地上の中間地点。しかも、神様は、地上で奉仕活動をし
ろと。

“七週間で100人の命を救うこと”

これを成し遂げれば、本物の天国へ連れて行くというのだ。

こうして、裕一、八木、市川、美晴の4人は、オレンジ色の作業服に
身を包み、救助活動を開始する。

彼らを地上へレスキュー隊として派遣する理由として、
「粗末にした命の償いだ」と神様は言います。
“償い”という意味を理解できない4人は、地上の救助活動の中で、
様々な危機に直面し、肌で感じとっていきます。
“生きていることの意味”を彼ら4人と共に考えると、生きることの
大切さを実感しました。

“楽しく生きなきゃ!!!”ですよvvvほんとに。

『幽霊人命救助隊』(2004/4/10)
著:高野 和明
文芸春秋

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